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kaigorobot.net介護の現場で、AIと働き方を一緒に考える

介護事業所の生産性向上

暮らしに合わせて、働き方を整える。

勤務シフトの見直し・AIの活用・報酬改定と補助金の相談窓口

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木の床と庭のある介護施設を上から見たイラスト。食卓で話す利用者さん、歩行を支える職員、台所や事務の仕事をする職員がいる。

現場で、こんな声を聞きます。

介護施設の方と話していると、よく出てくる声です。私たちがこはく苑で向き合ってきたことでもあります。

  • 介護がしたくて、この仕事を選んだのに。
  • 管理者やリーダーに、負担が集中している。
  • 夕方になると、人が足りない。
  • 機器を入れたけれど、使いこなせていない。
  • 報酬改定や加算のことが、追いきれない。

どれも、ひとつの方法だけでは解けません。利用者さんの暮らしと、職員の働き方の両方から、一緒に考えています。

勤務シフトの見直し

人が足りないのは、
1日のどの時間だろう。

利用者さんの1日の流れから生まれる仕事の量と、職員の配置を重ねてみると、人が足りない時間と、余っている時間が見えてきます。こはく苑では、ケアプランと勤務シフトからこの図を作るところから始めました。

1日の業務量と職員の配置

切り替えると、勤務シフトを暮らしに合わせたときの変化が見えます。

業務量職員の配置人手が足りない時間
5時から23時までの業務量と職員の配置の図。見直し前は朝と夕方に人手が足りず、昼過ぎに余る。見直し後は職員の配置が業務の山に合う。
朝の起床・朝食と、夕食から就寝の時間に人手が足りません。 図は考え方を示すイメージです。

こはく苑で、やったこと

暮らしに合わせたら、
働き方も変わりました。

就寝の時間19時に一斉20時を中心に
一人ひとりの時間で
稼働率89%98%
介護職員の延べ勤務時間(1日)169.6時間(2019年)162.8時間

人を減らしたのではなく、必要な時間に人がいるように組み直した結果です。どう変えるかを決めたのは現場の職員で、私たちは業務量のデータでそれを後押ししました。入居者は約57人から約59人に、平均要介護度は4.0のままです(2019年9月と2026年9月の比較)。

進めてみて分かったこと

改善には、順番がありました。

  1. 1人員を確保するまず、現場が動ける人数と時間を整える。こはく苑では採用から始めました。
  2. 2助け合える関係をつくる施設長と職員、ユニット同士が、同じ事実を見て話せるように。
  3. 3仕事とケアの質を高める利用者さんの1日を起点に、仕事の手順と配置を見直す。
  4. 4利用者満足につなげるその人らしい暮らしを支えながら、働き方も変えていく。

ロボットや ICT は、この順番を支える道具として使います。最初からテクノロジーに頼ると、難しくなると感じています。

AIの活用

AIを使える環境を、
一緒につくりませんか。

特別なシステムを買わなくても、Google Workspace と Claude があれば始められます。記録や申し送りにかかる時間が減れば、その分を利用者さんと向き合う時間に回せます。

私たちが、やってみたこと

  • 声から日報・申し送りをつくる
  • 電話の内容を申込情報にまとめる
  • 会議録と研修記録を共有する
  • ホームページを自分たちで更新する
たとえば、夜勤明けの申し送り(例)
職員が話したこと

「田中さん、2時ごろ起きてトイレ行って、そのあと少し落ち着かなかったけど、お茶飲んで3時には寝ました。朝ごはんは半分くらい。」

AIが項目ごとに整理
夜間
2時ごろ起床、トイレ誘導。一時落ち着かず、お茶で落ち着き3時に入眠
食事
朝食 約5割
申し送り
日中の様子と、今夜の睡眠を見る

最後は職員が読んで、確かめて、直します。

報酬改定と補助金

制度と補助金も、
一緒に追いかけています。

審議中2027年度 介護報酬改定のまとめ12月中に考え方のとりまとめ、12月末ごろ改定率、1月ごろ答申の見込み
都道府県ごと介護テクノロジー導入支援事業(介護ロボット・ICT)補助率は最大3/4、組み合わせによって4/5。ページを準備しています
2026年度デジタル化・AI導入補助金(旧 IT導入補助金)ページを準備しています
検討中家事支援サービスの見通しページを準備しています

読み違いや、ほかの地域の補助金の情報があれば、ぜひ教えてください。書き手:和泉逸平(株式会社ヘルステクノロジー)

認知症の方への対応

認知症ケアも、
同じ1日の中に。

夜間の見守り、落ち着かない時間帯、食事や入浴での声かけ。認知症の方への対応は、業務量の山とも、職員の配置とも重なっています。働き方の見直しと切り離さずに考えたいと思っています。

講演

AIで変わる認知症ケアの未来

2026年12月11日
第24回日本介護学会 教育講演(愛媛県県民文化会館)
講師:和泉逸平

まずは、介護施設交流会で
話してみませんか。

毎月第3火曜日の15時から、オンラインで開いています。施設運営、業務改善、ケア、職員育成。困っていることも、試していることも持ち寄る会です。参加は無料です。

働き方、AI、認知症の方への対応まで、施設に合わせてじっくり一緒に取り組みたい場合は、えがおネット法人会員があります。法人会員の受付・契約は株式会社えがおネット、現場での支援は株式会社ヘルステクノロジーが担当しています。