暮らしに合わせて、働き方を整える。
勤務シフトの見直し・AIの活用・
報酬改定と補助金の相談窓口
kaigorobot.net
介護の生産性向上って、何だろう。
国は「介護の価値を高めること」と定めています。私たちは、こはく苑での取り組みを通して、それは「利用者さんの暮らしと、職員の時間を合わせること」だと考えるようになりました。皆さんの施設ではどうでしょう。一緒に考えませんか。
そのために、まずはAIを使える
環境を一緒につくりませんか。
特別なシステムを買わなくても、Google Workspace と Claude があれば始められます。記録や申し送りにかかる時間が減れば、その分を利用者さんと向き合う時間に回せます。何から使うか、どこまで任せるかは施設によって違うので、介護施設交流会でほかの施設の人と一緒に考えています。
「田中さん、2時ごろ起きてトイレ行って、そのあと少し落ち着かなかったけど、お茶飲んで3時には寝ました。朝ごはんは半分くらい。」
- 夜間
- 2時ごろ起床、トイレ誘導。一時落ち着かず、お茶で落ち着き3時に入眠
- 食事
- 朝食 約5割
- 申し送り
- 日中の様子と、今夜の睡眠を見る
最後は職員が読んで、確かめて、直します。
私たちが、実際にやってみたこと
こはく苑などの現場で、Google Workspace と Claude を使って試してきたことです。うまくいったことも、まだ途中のこともあります。
- 声から日報・申し送りをつくる話した内容を、帳票の項目ごとに整理。職員が確かめて直します。
- 電話の内容を申込情報にまとめる聞き取りの抜けを減らし、次の人へそのまま渡せる形に。
- 会議録と研修記録を共有する出られなかった職員も、同じ内容を読めるように。
- ホームページを自分たちで更新する行事の案内やお知らせを、外注せずに出せるように。
次に、勤務シフトを一緒に見てみませんか。
利用者さんの1日の流れから生まれる仕事の量と、職員の配置を重ねてみると、人が足りない時間と、余っている時間が見えてきます。
1日の業務量と職員の配置
切り替えると、勤務シフトを暮らしに合わせたときの変化が見えます。
こはく苑で、やったこと
職員の都合に利用者さんの生活を合わせるのではなく、起床、食事、入浴などの暮らしに合わせて、勤務シフトを変えてみました。どう変えるかを決めたのは現場の職員です。私たちは、業務量のデータでそれを後押ししました。
最初から機器や仕組みを選んだわけではありません。まず1日の仕事を見えるようにしたことが、出発点でした。
進めてみて分かった、改善の順番
こはく苑で取り組むなかで、この順番で進めるとうまくいきやすいと感じました。施設によって違うところもあると思います。
- 人員を確保する
まず、現場が動ける人数と時間を整える。
- 関係を整える
施設長と職員が、同じ事実を見て話せる状態へ。
- 暮らしにシフトを合わせる
利用者さんの1日を起点に、仕事の手順と配置を見直す。
- ケアと経営の成果へ
その人らしい生活を支えながら、働き方も変えていく。
制度と補助金も、一緒に追いかけています。
介護報酬の改定や補助金の動きを、現場への影響と合わせてまとめています。決まったことと検討中のことを分けて書き、元の資料にリンクしています。
制度・施策
9月に「基本的な視点(案)」。物価・賃金の上昇を報酬に反映する方針。年内に考え方のとりまとめ、12月末ごろに改定率、1月ごろに答申の見込み。
次の改定で、さらなる処遇改善が論点に。人が辞めにくい働き方とあわせて考えます。
2027年の国家資格の創設と、利用者への税の優遇を検討中。介護保険のサービスとの線引きと、保険外サービスの可能性。
国と都道府県の支援、ワンストップ窓口、加算の要件を整理。
補助金・助成金
補助率は最大3/4、組み合わせによって4/5。募集の時期と上限は都道府県ごとに違います。交付決定の前に買った機器は対象外。
登録されたソフト・サービスが対象。申請は登録済みの「IT導入支援事業者」と一緒に行います。
機器・ICT、AI・ソフト、人材・研修、賃上げ。目的から探せます。
認知症の方への対応も、
一緒に考えています。
夜間の見守り、落ち着かない時間帯、食事や入浴での声かけ。認知症の方への対応は、業務量の山とも、職員の配置とも重なっています。働き方の見直しと切り離さずに考えたいと思っています。
AIで変わる認知症ケアの未来
まずは、介護施設交流会で
話してみませんか。
毎月第3火曜日の15時から、オンラインで開いています。施設運営、業務改善、ケア、職員育成など、困っていることや試していることを持ち寄る会です。参加は無料です。
働き方、AI、認知症の方への対応まで、施設に合わせてじっくり一緒に取り組みたい場合は、えがおネット法人会員があります。
法人会員の受付・契約は株式会社えがおネット、現場での支援は株式会社ヘルステクノロジーが担当しています。